堀江流!学社融合
堀江公民館長 あいさつ
前 松山市堀江公民館長
久保田 公夫
私は、「知識は本や耳から、たくましさや生きる知恵は体験から生じ、創造性はこれらを土台としてはぐくまれる。」と考えています。
学校教育においても、人類が蓄積してきた文化遺産の基礎的・基本的な内容を身につけさせるとともに、体験的な学習や問題解決的な学習が重視されてきたところであります。が、時間的・空間的にも限界があることも事実であり、地域に根ざした幅と深みのある学習や、ふるさとへの誇りと愛着を抱く場づくり、自ら考え、自ら選ぶ自己決定を図るためにも、地域の教育力を生かさない手はないと考えます。
したがって、学校だけが子どもの学びをつくるのではなく、また地域だけが大人の学びをつくるのではなく、今や学校と地域(家庭も含む)はそれぞれの教育的役割や機能を前提にしたうえで、両者の教育的資源や力量を積極的に活用し、とけ合いながら「たくましく二十一世紀を創造する子どもの育成や生涯学習の構築」に向けていかなければならないでしょう。
つまり、みんなで、従来学校教育の周辺的課題であった「学校と家庭・地域社会との連携・融合」の意味を深く認識し合い、実践に結びつけていく時であると強く感じています。
具体的な学社融合プラン
平成14年度、学社融合パイロット校の指定を受けてから、4つの柱をかかげ、学校と地域社会を結ぶ様々な試みが行われてきています。
- 第1の柱
- 命と風土の輝き収穫祭 in ほりえ
■田植え前の田んぼで土に根ざそうと行う どろん子ゲーム大会
■主に5年生が行うもち米やえいご米の栽培
■収穫したもち米を使ってのもちつき
- 第2の柱
- ふるさと歴史再現カーニバル
■総合的な学習の時間を利用して6年生が郷土の歴史を学習し、その集大成として それぞれの時代仮装をし、文化祭で発表。
- 第3の柱
- 緑と花 えみ映えるふるさとづくり
■主に3年生がたい肥作りから行い、育てた花を地域に植樹する『花いっぱいにしよう 堀江の町』
- 第4の柱
- ふれ愛自遊体験 in ほりえ 2009
■8年目を迎え「ふれじゆ」という愛称も生まれました。
■これまでふれじゆを体験した子どもたちが数多くボランティアとして帰ってきてくれます。
21年度の学社融合は
今年もぞくぞくとイベントを開催予定!!
主なものは以下の通り。
みなさんも余暇を利用して、ぜひ親子でイベントにご参加ください。
- 花いっぱいにしよう 堀江の町
- 5月 堀江小学校
- どろん子ゲーム大会
- 6月 稲作水田
- 田植え
- 6月 稲作水田
- ふれ愛自遊体験inほりえ2009
- 8月 堀江小学校
- 松山市総合防災訓練
- 8月 堀江小学校
- ふるさと歴史再現カーニバル
- 11月 堀江小学校文化祭
- 収穫祭
- 11月23日 堀江公民館